独学・基礎から始める地理B第一回

 

以前記事にした、「地理を学ぶ理由」の続編としてなるべく独学で始めから地理を勉強できるようなシリーズを作成しています。

今回はその第一回です。

今回は、個別の内容の解説ではなく、もっと大きく地理を見て今後の学習の羅針盤となる事を書いています。

ここを外すとただの苦痛な暗記科目になるのである意味一番大切な記事かもしれません。

「系統地理」と「地誌」の違い

・系統地理と地誌ってどう違うの

・効率的に学習する順番

・系統地理の大まかな分類

・系統地理を暗記しないコツ

・地誌の大まかな分類

・今後の予定とまとめ

 

系統地理と地誌の違い

参考書などでもこの二つに分冊されていたりしますが、この二つはどんな違いがあるのか説明します。

ごく簡単に説明すると、系統地理は地形や天候、産業、経済などあらゆる要素を「場所に関係なく」まとめて学習する分野です。

対して、地誌は、系統地理のように要素(分野)別ではなくて、「地域や大陸別に」全体像を見て行きます。

効率的に学習する順番

従って、まず系統地理で各々の要素を勉強し、(たまに地誌を挟みながら)系統地理の完了と共に本格的に地誌を学ぶという順番で行くのが効率的です。

系統地理の大まかな分類

先ほども少し挙げた様に、系統地理を構成する要素は非常に多いのですが、ある「コツ」を頭に置いて勉強を進めると非常に効率的に進められます。

また、効率的に学習できるだけでなく、単なる暗記科目ではなくなり、要素どうしが全て有機的に結びつく事で、ある意味「理系的」に学ぶ事ができます。

そのコツの紹介の前に系統地理の分類を下に並べます。(重複している範囲あり)

環境範囲

大地形/小地形

気候

土壌

植生

etc...

産業範囲

農業・牧畜業/林業/水産業(一次産業)

工業/鉱業/エネルギー(二次産業+α)

サービス業/情報通信業(三次産業)

etc...

その他重要範囲

人口問題

文化/宗教問題

都市問題

輸送機関(旅客・貨客)

環境問題

貿易と巨大貿易圏

etc...

系統地理を暗記しない「コツ」

さて、上で紹介した分類はあくまで一部で、各々の要素の下に沢山詳細な内容がぶら下がっています

これを丸暗記するのは時間と労力の無駄なだけならず、面白くもなんともありません。

地理B最重要事項:地理学習の「コツ」はケッペンの気候区分と大地形を一番先に完璧にするべし!

これが地理学習のカギを握ります。

人々の営みや動植物の分布、その他すべての基本は「気候」・「大地形」が元になって決まります

その後、宗教問題やエネルギー問題が歴史を動かしますが兎に角、上の二つを先に完成させれば、地理の(もっと言えば歴史、政治経済・・・)大半の土台を抑えられます。

・「ケッペンの気候区分」とは、簡単に言うならば降水量と気温によって世界中の地域を30以上に分けたものです。ただし、高校範囲ではそこまで細かくは分類しません。

この分類を先に学んでおく事で、例えば南アフリカ南部とイタリアやフランス、米サンフランシスコと全く違う地域にもかかわらず各々の地域でワインの生産が盛んな理由がわかったりします。

詳しくは第二回「ケッペンの気候区分と大地形」で紹介します。(現在製作中)

地誌の大まかな分類

地誌は先ほども述べましたが、国・地域・大陸といった場所ごとに見て行くものなので、系統地理の各要素を場所ごとに分けて統合的に学習します。

大陸別

アフリカ・ユーラシア(ヨーロッパ・アジア)・オセアニア・北米・中南米

国/地域別

北アフリカ・中央/南アフリカ・西ヨーロッパ・ベネルクス3国・東ヨーロッパ・北欧諸国・ロシア・西アジア/中東・中央アジア・南アジア・東南アジア・東アジア(極東)・オーストラリア/ニュージーランド・オセアニア島嶼部・アメリカ・カナダ・中米諸国・南米諸国

etc...

まとめと今後の流れ

次回からは、先に学習の順番でも述べた通り、系統地理の「気候」特にケッペンの気候区分を中心に土台を固めて行きます。

その後大地形、小地形を学習し、順番に系統地理を理解しながらインプットして行きます。

 

 

今回もご覧いただき有難うございました。

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